定期的に楽器店へメンテナンスに出すことはもちろん、自身で丁寧に扱うことで、大切な楽器を長く使うことができます。 管楽器専門店 永江楽器
★小さな店舗のため、試奏ルームは一組様ずつのご案内となります。楽器やマウスピース、リガチャーなどのご試奏を希望される場合は、事前にご予約をお願いいたします。
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まずケースからスライド管を出します。端と端を両手で持ってください。スライド管は曲がりやすいので、真ん中部分は持たないようにしましょう。
楽器本体をケースから取り出します。ベル部分と主管を両手で持ちましょう。
スライド管が抜け落ちないようにロックをかけ、右手で二本の支柱をしっかりと持ってください。楽器本体は、左手でロータリー周辺を持つとよいでしょう。
楽器本体とスライドが、90度の角度になるようにして、ネジをしめて固定します。
B♭(シ♭)の音で、チューニングをします。主管の抜差し管を少し抜いて(1cm〜2cm程度)、音程を合わせてください。F管も同様にチューニングしてください。
音程は、気温や管体の温度で変化するので、しばらく吹いて楽器をあたためてからチューニングをしましょう。
クリーニングロッド スライド用にポリシングガーゼ Lを巻きつけ、スライドの外管と内管の内側をそれぞれ掃除します。
ガーゼが管内につまらないよう、クリーニングロッドを常に同じ方向に回しながら、取り出します。
ヤマハ クリーニングスワブ スライド用もオススメです。
抜差し管の水分も除去しましょう。
洗い終わったら拭き取りましょう。マウスピーススワブを使うと、シャンクの中の水分をすばやく除去し、錆や汚れの付着も防ぐことができます。
流水で洗うことが出来ない時は、マウスピースクリーナーを直接スプレーし、拭き取って汚れを落としましょう。
内管のストッキング部分(:先端の少しふくらんだ部分)にスライドクリームを塗り、その上にウォータースプレーで十分水を吹きかけます。
クリームの油分と、スプレーの水分によって滑りが良くなります。スライドオイルの場合はスプレーしなくても大丈夫です。
外管と内管をセットし、何回かスライドさせて馴染ませます。
サイズは手のひらサイズより少し大きい物がお勧めです。
こびりついた汚れを落としたい時には、ラッカーポリッシュなどを使用します。
手袋タイプのクロストレシー ミラクルフィンガーも便利です。
ロータリー部分のキャップを外し、中心の回転部分に「ヘットマン ライトベアリングオイル」や、「ウルトラピュア ライトベアリングオイル」、「ヤマハ ロータースピンドルオイル」などを用いてください。少量で大丈夫です。1滴塗ったら、ロータリーレバーを動かしてオイルを馴染ませます。
ロータリーキャップ裏側の回転軸にも、同じように注油してください。
各ロータリーのレバーが連結されている金属パーツに「ヘットマンベアリング&リンケージオイル」や、「ウルトラピュア リンケージ レバー&キイオイル」などのオイルを1滴注油します。
ロータリーレバーのバネと軸部分に、レバーオイルを注油します。
※ローターオイルや、ベアリングオイル、リンケージオイルはメーカーを共通にして、軽いタイプと混ぜたりしてお好みの感触に仕上げるのがオススメです。メーカー同士であれば混ぜても大丈夫ですが、他メーカー同士が混ざると動作不良の原因になることもあるので、ご注意ください。
しつこい汚れを取りたいときは、オイルグリスクリーナーをガーゼに含ませて拭くとよいでしょう。
汚れを取ったらスライドグリスを塗り、片方ずつ本体の管に入れて動かし、馴染ませます。
はみだした余分なグリスはティッシュなどで拭き取りましょう。
ヤマハ ブラスソープを30〜40℃の温水と混ぜて水溶液を作り、フレキシブルクリーナーなどのブラシに含ませて内側を洗います。
ブラシで掃除したら、管内にしっかり水を通して洗い流します。
洗い終わったらしっかり乾燥させて、オイル、グリスを塗って完了です。
「レカデス 金管楽器洗浄液」を同時に使用すると、より効果を発揮します。