フルートをはじめよう | フルート入門講座・選び方 管楽器専門店 永江楽器
おすすめのフルート各メーカー様々な機種を発売しておりますが、特に人気が高いおすすめのモデルをご紹介します。
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楽器以外に必要なもの 長くご使用いただくためには、ご自身でも楽器をお手入れすることが大切です。
管内の水分を取るクリーニングロッドとガーゼ、クリーニングペーパー、表面の汚れを取り除くクリーニングクロスなどをご用意ください。 お手入れ方法、お手入れ用品のご紹介はこちら >> 音を出してみましょう頭部管だけで音を出してみましょう唇にリッププレートをあて、歌口に息を吹きかけてみましょう。
ジュースのビン等に息を入れる感じでやってみると、音が出ます。 楽器を構えてみましょう■フルートの名曲を聴いてみよう♪
良い音を奏でるためには、良い音楽を聴くこと。フルートはオーケストラの中でも非常に目立つ楽器の一つで、一度は耳にしたことがあるメロディーもあるのではないでしょうか。理想の音色のイメージを持つことで、自分の演奏にもより磨きがかかります♪ ビゼー 「アルルの女」 また、普段聴いているアーティストの曲にも、フルートは様々なフレーズで取り入れられています。 |
オーケストラや吹奏楽では軽やかな高音や主旋律を担当する大変華のある楽器です。ソロやアンサンブルでも幅広く活躍し、透き通るような清涼な音色は聴く人に安らぎを与えてくれます。
他の管楽器と比べ扱いやすく、持ち運びしやすいことから、フルートは趣味で始めたい管楽器No.1になりました。
目次
フルートの歴史を学びましょう
フルートは木管楽器のひとつです。なぜ金属製なのに木管?と不思議に思われますが、初期のフルートは木製でした。
現代のフルートの前身といわれている横笛が約600年前のルネッサンス時代から存在したと言われています。
時代が経つにつれて、より豊かな響き・音量が求められるようになり、19世紀中頃、ドイツのテオバルト・ベームによって金属製のフルートが生み出されました。
それ以降、音量や加工のし易さに優れた金属製のフルートが主流となり、今日に至ります。
フルートの選び方
価格帯によるグレードの違い
フルート価格は管体の銀の含有量や職人の手掛けるパーツの多さなどで決まり、10万円〜100万円位のものまであります。金(24K)のフルートは数百万円するものもあります。学校の吹奏楽部や一般の吹奏楽団で演奏される方では20万円〜40万円の楽器が主流です。
材質の違い
■ 洋銀(洋白)
サビに強く、素材価格が安いため、入門機種に多く用いられる素材です。
表面には銀メッキがしてあるものが多く、見た目は銀製の楽器とあまり変わりません。
■ 銀
一般的なフルートの素材として最も広く用いられているのが銀で、柔らかく豊かな響きが特徴の素材です。
楽器で使用されるのはスターリングシルバー(銀の含有量が92.5%)と呼ばれる素材が主ですが、最近では銀の含有量が100%に近いものなどもあります。
初級者向けモデルでは、鳴らしやすくバランスの良い洋銀製の胴部管と、豊かな響きを生む銀製の頭部管を組み合わせたものが多くあります。
その上のクラスでは、管体銀製(キーなどのメカニズムは洋銀製)、総銀製のモデルがあり、銀の特性を活かした柔らかく豊かな響きを奏でることができます。
■ 金(5K〜24K)
音大生やプロの方になりますと、金のフルートをお使いになる方もいらっしゃいます。
金は輪郭のはっきりした輝きのある音色が特徴とされます。
銀よりも抵抗感が強く、吹きこなすのは難しい素材です。
キータイプと配列
■ カバードキー
指で押さえるキーの部分がフタ状になっていて、比較的確実に音孔を塞ぐことができます。手にかかる負担も少なく、初心者の方にも使いやすい楽器とされています。カバードキーは左手薬指の部分がせり出している"オフセット仕様"です。
■ オフセットリングキー
キーカップがリング状になっているため、孔を確実に押さえるのに技術が必要ですが、 指先に空気の振動を直接感じることができるため、細やかな響きのニュアンスをコントロールすることが可能です。 オフセット仕様は左手薬指の部分がせり出しておりインライン仕様よりも比較的キィを押さえやすいです。
■ インラインリングキー
キーカップがリング状になっているため、孔を確実に押さえるのに技術が必要ですが、 指先に空気の振動を直接感じることができるため、細やかな響きのニュアンスをコントロールすることが可能です。オフセットリングに比べると左手薬指がキーから遠く、押さえづらさがありますが、見た目の美しさから、とても人気のある仕様です。
指導者によっては、初めからリングキーで学ぶことを推奨する先生もいらっしゃいます。どうしてもキーを押さえにくい場合は、リングキーの孔を塞ぐ樹脂製のプラグ(栓)も販売しておりますので、慣れるまでプラグを使うという方法もあります。
オプション仕様について
Eメカニズム
フルートの構造上、出しづらい第3オクターブのミの音を安定して出しやすくするための仕組みです。
あくまでもオプションなので、必ずなくてはならない機能ではありませんが、標準装備されているメーカーも多くあります。
H足部管
フルートを3分割したうち、口元から一番離れた部分を"足部管"といいます。
この足部管には、C管(最低音がド)と、それより半音低い音まで出るH管(最低音がシ)の2種類があります。
日本では最も一般的なのはC管です。
H管はC管よりも足部管のキィがひとつ多く、管も長くなります。
上級者の方や海外ではH管の使用も多くなっています。
管が長くなるので、高音が安定するメリットもありますが、管体が重くなるというデメリットもあります。
フルートメーカーを学びましょう
日本国内にはフルート専門メーカーが多く、それぞれ異なった特徴を備えた楽器を日々研究・製造しています。どのメーカーの楽器も完成度が高く、高品質で長くお使いいただけます。
ミヤザワフルート
ムラマツフルート
サンキョウフルート
ヤマハ