デイヴ・リーブマンの使用楽器をそのまま再現 ”SX90DLS”

〈ユリウス・カイルヴェルト〉サクソフォーンが生み出す音色は、ジャズの神髄である文化の融合を鮮やかに映し出します。
甘く温かい音色から、最も鋭く研ぎすまされた音色まで、幾世代にもわたるミュージシャンが紡ぎだすエネルギーは、いつまでも色褪せることはありません。

ヨーロッパに礎を築き、その地の音楽家や音楽環境とともに進化してきた〈ユリウス・カイルヴェルト〉サクソフォーンは、20世紀後半には世界市場へと広まりました。
奏者の「声」を自由に表現するこの楽器は、とりわけアメリカのジャズミュージシャン達に高く支持されました。
時代を通じてあらゆるスタイルの奏者が、そのダイナミックかつオリジナルのサウンド、耐久力、そして堅実な性能に信頼をおいてきました。

デイヴ・リーブマン、ジェームス・ムーディー、ニック・ブリグノラ、アーニー・ワッツをはじめ、多くの著名なアーティストが「カイルヴェルトサウンド」を世に知らしめ、なおかつその「魂」を世界に発信しています。

常にジャズミュージシャンとともにあり、研究と進化を遂げてきた〈ユリウス・カイルヴェルト〉は、多岐にわたるサクソフォーンのラインナップを展開。

SX90ソプラノサクソフォーンは、〈ユリウス・カイルヴェルト〉ブランドの伝統と、デイヴ・リーブマンの音楽性が融合したモデルです。
新開発のボアとベルにより、抵抗が少なくバランスのとれた音色と、全音域にわたるむらのない音程を実現しました。
すべてのキーワークは手作業によって行われ、正確な機能性とその精度を保証します。
ネックと楽器は一体型に仕上げられており、優れたレスポンス、均一な音質を実感していただけます。

SX90DLSは、デイヴ・リーブマンの使用楽器をそのまま再現したモデルです。管体及びベルには、リーブマンの音楽観を表した総手仕上げの特別彫刻が刻まれています。一部のキイには張り付き防止のためのコルクパッドが採用されています。